皆様が所有しているアパートやマンションでの共用スペースに置いてある入居者私物撤去には注意が必要です。
トラブルを未然に防ぐために、慎重に対応することが大切です。
今回はアパートやマンションの共用部の私物撤去時に起こりがちなトラブルとはどういったものか?
また、それに対する解決策をご紹介します。
アパート、マンションの共用部の私物撤去とは
まず、アパートやマンションの共用部とは、皆さんがご存知の通り以下の個所があります。
- エントランス
- 廊下
- 階段
- 駐車場など
全ての住人が利用するスペースを指します。基本的には共用スペースは入居者の私物を置くことはできません。
明確な私物撤去ルールの設定と周知
アパートの管理会社やオーナーは、借り主に対して明確な私物撤去のルールを提示する必要があります。
例えば、退去時には全ての私物を撤去し、完全に清掃する旨を契約書などで明記し、借り主に周知させることが必要です。
契約書には共有部に入居者の私物を置かない事などの内容も必要です。
契約時にしっかりと文字に残して伝えることで後のトラブル防止にもなります。
賃貸契約書の確認
最初に、賃貸契約書を詳細に確認し、共用部に私物を配置することに関する規則や制約を確認してください。
契約書には、共用部に私物を配置するための明確な規定が記載されているかもしれません。
また、契約に違反する行為に対する規定もあるかもしれません。
共用部内の破損や汚損
私物撤去によって、共用スペースが破損したり汚れたりすることがあります。
床のキズや壁の傷、床の変色やシミなど、これらは修復が必要となる場合があります。
共有部にタイヤなどの重いものを置いてある場合には撤去の際にも注意が必要です。
解決策:事前に共有スペースの調査と写真撮影
貸主や管理会社が共用スペースを詳しく調査し、現状を写真等で記録することが重要です。
撤去作業前後の状態を比較することで、損害の有無や責任の所在を明確にすることができます。
住人間の紛争と私物撤去
また、共用部の私物撤去に関しては、住人同士の意見の相違や紛争が生じることもあります。
他の住人が撤去の手続きを怠ったり、私物を放置したりする場合が考えられます。
共有部の私物を撤去する際には全世帯一斉に行いましょう。
1世帯でも例外を作り共用部の私物置きを許していまうと、他の入居者とのトラブルに発展しかねません。
コミュニケーションの活性化と仲介者の役割
アパートやマンションの住人同士がコミュニケーションを図ることで、共用部のトラブルを予防することができます。
さらに、アパート管理会社やオーナーが仲介や調整役として立ち、住人間のトラブル解決に努めることも重要です。
常に共用部には私物はなく、キレイな状態を維持することで景観も良くなります。
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まとめ
アパートやマンションの共用部の私物撤去は、トラブルの元となることがあります。
なので、明確なルールの設定や適切なコミュニケーションによって円滑に解決することができます。
私物撤去作業を行う際は、慎重に対応し、アパートやマンション内のトラブルを最小限に抑えましょう。
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