朝は少し早めに出社します。
地方の不動産管理会社は、都会のように分業が進んでいません。だからこそ、私たち管理スタッフは「何でも屋」です。
まずはパソコンを立ち上げて、メールと管理システムを確認します。夜の間に、入居者様からの問い合わせが入っていることもあります。「お湯が出ない」「エアコンから変な音がする」。こうした連絡は、生活に直結するものなので、優先順位は最優先です。
不動産管理の仕事は、建物を管理する仕事であり、人の暮らしを守る仕事だと、この時間にいつも実感します。
午前:業者さんへの連絡
午前中は、業者さんへの連絡が中心です。設備トラブルがあれば、状況を整理して、修理業者さんに伝えます。
専門用語はなるべく使いません。相手が入居者様でも、業者さんでも、「誰が聞いても分かる説明」を心がけています。ここで大切なのは、スピードと正確さ、そして誠実さです。すぐに直せない場合でも、「いつまでに」「どうなるのか」をきちんと伝える。それだけで、相手の不安はぐっと減ります。
お昼前:オーナー様からの相談
お昼前には、オーナー様からの電話が入ります。「最近、空室が長引いているけど、どう思う?」
こうした相談は、不動産管理スタッフの腕の見せどころです。家賃設定、募集条件、設備、立地、時期。地方ならではの事情も踏まえて、できるだけ分かりやすく説明します。
不動産投資を始めたばかりのオーナー様にとって、管理会社は一番身近な相談相手です。正解を押し付けるのではなく、選択肢を示し、一緒に考える。これも、管理の大切な仕事です。
午後:物件の巡回
午後は、物件の巡回に出かけます。共用部の清掃状況、電球切れ、掲示物。小さなことですが、積み重ねが物件の印象を左右します。「きれいに管理されている物件」は、それだけで入居者様に安心感を与えます。地方では特に、管理の質=会社の評判につながります。
巡回中に、入居者様と立ち話をすることもあります。「いつもありがとう」その一言で、疲れが吹き飛ぶ瞬間があります。
夕方:事務作業
夕方、会社に戻って事務作業をします。修理の進捗管理、報告書の作成、オーナー様への連絡。一見、地味な作業ですが、ここを丁寧にやることで、信頼が積み上がります。
不動産管理の仕事は、派手ではありません。でも、人の暮らしを支え、資産を守り、地域を支える仕事です。
トラブル対応に追われる日もあります。理不尽なことを言われることもあります。それでも、「この仕事があるから、安心して住める人がいる」そう思えることが、この仕事の一番のすばらしさだと感じています。
今日も一日が無事に終わりました。明日もまた、誰かの「当たり前の生活」を守るために、管理スタッフとして、現場に立ち続けます。
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