地方不動産投資は「地方の需要」を理解しないといけない

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このブログでは、不動産会社の一日を、少しゆるめにお届けします。
「これから不動産業界で働いてみたい」「管理会社って何してるの?」
の疑問にお答え!

地方不動産で失敗する人の中には、
共通した特徴があります。

それが、

地方の需要を理解しないまま投資してしまうことです。

これは、
特に最初の一棟目で
よく見られるパターンです。

目次

都市部の感覚のまま地方物件を選ぶと失敗しやすい

不動産投資の情報は、
どうしても都市部の事例が多くなります。

都内のワンルーム。

駅近物件。

デザイン性の高いリノベーション。

こうした情報を見ていると、
自然とその感覚が身についていきます。

でも、
地方はまったく別の市場です。

同じ考え方で物件を選ぶと、
うまくいかないことがあります。

違い①:車社会で駐車場が欠かせない

管理スタッフとして
現場で感じる一番の違いは、

生活の前提が違うことです。

例えば、
前のテーマでもお話しした「駐車場」。

地方では、
車が生活の中心です。

駐車場がなければ、
そもそも住むことができません。

でも、
都市部の感覚で考えてしまうと、
この重要性を見落としてしまうことがあります。

その結果、

「駐車場が足りない物件を買ってしまう」

ということが起きます。

そして、
いざ募集を始めると、

「駐車場がないなら検討できない」

となってしまう。

こうした流れは、
実際によくあります。

違い②:間取りとターゲットのズレ

もう一つ大きいのが、
間取りとターゲットのズレです。

地方では、
ファミリー層の需要が強いエリアも多いです。

でも、
単身向けの物件を選んでしまう。

あるいは、
逆に単身エリアで
広い間取りの物件を持ってしまう。

こうしたズレがあると、
入居が決まりにくくなります。

違い③:「駅近」より生活動線が重視される

さらに、
地方特有のポイントとして、
生活動線があります。

・スーパーまでの距離
・職場までのアクセス
・周辺の利便性

こうした要素が、
入居の判断に大きく影響します。

都市部のように、
「駅から近い=便利」
という単純な基準ではありません。

車での移動を前提に、
生活しやすいかどうかが重要です。

地方の需要を理解しているオーナーが強い理由

管理スタッフとしては、
こうしたポイントを見ながら、

「この物件は決まりやすいかどうか」

を判断しています。

そして、
地方の需要を理解しているオーナーは、
やはり強いです。

物件選びの段階から、

・誰が住むのか
・どんな生活になるのか

をしっかりイメージしています。

逆に、
この視点がないまま購入してしまうと、
運用が始まってから苦労することになります。

都市部と地方の賃貸需要の違い

一般的な傾向を表にまとめます。地方でも県庁所在地の駅周辺などは都市部に近い特徴を持つことがあり、エリアによって異なります。

比較項目都市部地方
主な移動手段電車・徒歩自動車
重視されやすい立地駅からの距離スーパー・職場・学校への車でのアクセス
駐車場なくても決まることが多い単身で1戸1台、ファミリーで1戸2台程度が目安になりやすい
入居者層単身者が中心のエリアが多いファミリー層や、工場・病院などの勤務者の需要があるエリアも多い
需要の読み方駅や路線単位で考えやすい市町村や地域単位での差が大きい

駐車場の必要台数の考え方は地方不動産投資で駐車場が重要な理由と、必要台数の考え方で詳しく解説しています。

地方の需要を調べる具体的な方法

  • 自治体が公表している人口や世帯数の推移を確認する
  • 近くに工場・大学・病院・商業施設など、需要が生まれる場所があるかを見る
  • 周辺で募集中の物件の間取り・家賃・駐車場の条件を調べる
  • 平日と休日、昼と夜など、時間を変えて現地を見てみる
  • 地元の管理会社に、どんな入居者が多いエリアかを聞いてみる

需要が読めるエリアの選び方は地方不動産投資は「需要が読めるエリア」を選ぶ、エリアの評価方法は【エリア編】賃貸需要がある場所かを徹底的に見るでも解説しています。北関東で検討している方は北関東の不動産投資とは?栃木・群馬・茨城・埼玉北部の特徴とエリア選びもあわせてご覧ください。

よくある質問

地方でも駅近の物件なら安心ですか?

駅近が強みになるエリアもありますが、地方では駅を使わない入居者も多いため、駅からの距離だけで判断するのはおすすめしません。駐車場や車でのアクセス、周辺の生活利便性もあわせて確認しましょう。

遠方に住んでいて地方の需要が分かりません。どうすればいいですか?

地元の管理会社や仲介会社に話を聞くのが近道です。どんな入居者が多いか、どの間取りが決まりやすいかなど、現場の感覚を聞くことで判断材料が増えます。購入前には一度現地を見ることも大切です。

まとめ

不動産投資は、
どのエリアでも同じではありません。

特に地方は、
エリアごとの特徴がはっきりしています。

だからこそ、
その地域の需要を理解することが大切です。

管理会社に相談するのも、
一つの方法です。

現場の感覚を知ることで、
見え方が大きく変わります。

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この記事を書いた人

ときどのアバター ときど 宅地建物取引士 / 賃貸不動産経営管理士

北関東の不動産会社で12年間、賃貸・管理・収益物件の実務に携わる。栃木・群馬・茨城・埼玉北部の収益物件について、空室・修繕・融資・売却まで、利回りの数字の裏側を現場目線で解説しています。

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